ペットの病気辞典 5
皮膚ではありませんが、体表から触れる腫瘍として乳腺にも腫瘍が発生しやすく、悪性腫瘍化しやすいことで知られています。
腫瘍の悪性、良性といった性質の良し悪しや病名は、病理の検査を行なって判定しますので、手で触って皮膚の下になにかできた、あるいは皮膚の表面に腫瘍を発見した時には、早めに診療をお受けになることをすすめます。
では次にネコの歯肉炎について。
健康な歯肉はピンク色で、しっかりと歯に付着していますが、この病気になると、色は赤か赤紫となりロ臭が出ます。
歯肉縁に付着した歯垢が原因です。
これは、白または淡黄色の滑らかな外観の物質で、食物残渣、剥離した細胞、唾液中の糖蛋白、ある種の細菌などで構成されています。
歯垢を取るため、指にガーゼを巻き、1日か2日に1回、歯肉をマッサージしてやります。
次に歯周膿瘍。
歯肉が紫色をおび、押すと透明でない液体が滲み出て、浮腫や波動をともなう典型的な症状を見せます。
歯周ポケット(歯と歯肉が接する内側面)内の慢性炎症の急激な悪化、または、異物や病原性細菌の歯肉溝内への感染により発病します。
歯周ポケットの入口が閉鎖されると、急性炎症と膿瘍形成の両方を生じます。
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